エヴァ2話を見た感想・メモ書き

新世紀エヴァンゲリオンの2話を見たので、思ったこと、思い付きを忘れないうちに簡潔にメモ。

手:行為・行為能力の象徴。手を折られた初号機は戦うことができず、殺られてしまう。手が復活すると同時に、ATフィールドをぶち破って倒す。

 ゲンドウも常に手を組んでる気がする。机に手をついた状態で手を組むと、丁度口のあたりに来るから、すごい目立つ。ついつい見ちゃう。

扉:扉が閉まるシーンは、新海誠のアニメでもあった気がする。ミサトの家に入るシーンの扉は、公(上司と部下)と私(同居人)、外(エヴァパイロット)と内(14歳の少年)の境界線として象徴的に描かれている気がする。

目:アスカがやられたのは左目、シンジは右目。やはり、五感の内で最も主となる視覚がやられると、手も足も出なくなる。

最初の戦闘シーン:外・公の場で、実際的に起こったこと。現在。手の痛みに苦しむ、身体的な苦しみのシーン。

最後の戦闘シーン:内・私の場で、階層的に思い出していること。過去。肉から目が生えて叫ぶ、精神的な苦しみのシーン。


根木余勿

高2。小説・評論を書いています。 お問い合わせ:sougei.hitsuyu@gmail.com

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